この絵は、整形外科医の治療に対する姿勢を巧く表現したものとして、色々なところで利用されています。
整形外科医は、治療に際して、左下にあるように曲った悪い木を切り倒してしまうのではなく、中央にあるように、添え木やロープを使って、何とか真っ直ぐな良い木になるように努力するのが整形外科の治療の本質です。
私は患者さんの治ろうとする「力」を引き出し、治る為のお手伝いをする、添え木やロープの役目をする考えで、毎日の診察を行っています。
私は治療方針の選択に当たっては、「自分の家族ならどうする?」と考えて、選択、説明をする様にしています。当院のスタッフも、「すべての患者さんに身内のつもりで」を合言葉に、対応する事を心掛けています。
各個人の持つ自然の回復しようという「気」運(自然治癒の力)と、患者さんが、治りたいという「気」持と、私達が治したいという意「気」で、お互いに努力する時、この三つの「気」が信頼という糸で結ばれ、より良い治療効果が生まれるものと考えています。