私達は、日頃元気に動きまわっていますが、だんだん年令を重ねていきますと、いつのまにか骨・関節・筋肉などの運動器の働きが衰えてきます。
これを整形外科ではロコモティブシンドローム(略:ロコモ)又は運動器症候群と呼んでいます。ロコモになると、日常生活の中で、色々な不都合、不自由な事が、おこり易くなってきます。その代表的なものを挙げてみます。
1) 立った時、歩いている時、バランスが悪くなり転び易くなる。
2) 片足で立って靴下がはけない。片足で立ってズボンに足が通せない
3) 階段を上る時、手すりを持たないと上れない
4) つまづいて転倒し易くなる。滑って転倒し易くなる
5) 青信号で横断歩道を渡りきれない
6) 長時間(10〜15分)続けて歩けない
この様な状態が続くと生活動作の自立度が低下し、介護が必要になってきます。転倒して骨折したりすると、介護が必要になったり、最悪の場合は寝たきりになる可能性をあります。そこで、介護にならないように、予防する事が大切になってきます。
その為には、日頃体を動かし、骨・関節・筋肉等の衰えを防ぎ、先ずは転倒しないようにすることが大切です。要支援・要介護になる前の「ロコモ」の人達を対象に町の事業として「通所型介護予防教室」が行われています。
お年寄りが、介護や寝たきりになったりする原因は、脳出血・脳梗塞等、頭の病気が第1位です。
第2位は転倒による骨折です。
従って私達は、転ばないようにする事が、最も大切だと考えました。
そこで志免町の事業に協力する形で「てんとうむし」(転倒無し)との名前で通所型介護予防教室を平成20年5月より行っています。
沢山の仲間と元気よく楽しくやりたいと思っています。
ご希望の方は志免町経由でお申し込み下さい。
〒811-2205
福岡県粕屋郡志免町別府1-1-6
TEL 092-935-2600
FAX 092-935-3458